会社に勤める一人のうつ病男性1

会社に勤める一人のうつ病男性1

Web関連企業に勤める一人の男性の例。

とにかくため息を吐き、声も小さく、業務ではミスも多くなっていた。

彼の仕事はWeb関連の制作業務。Web制作でデザインのずれやリンク間違いなど、最初のうちはミスも少なかったが、日が経つにつれどんどん増えていった。

発する言葉は、

 

何をやってもどうしようもない

自信がない

 

改善案をもとめられても、

 

確認の時間を増やす

意識して何度も確認する

 

などの場当たり的かつ無駄に労力を消費するような内容で、とにかく自信の喪失がひどかった。

 

極度のモチベーションの低下、ミスの増加、他のスタッフからは、周囲に悪影響だからやめさせた方がよいのではないかと言われる始末。

 

症状的にもうつ病の状態。

 

さらに悪いことに、彼を「成長」させるため、モチベーションをあげるためとという名目で、新たなミッションを与えて奮起を促そうとする上司の存在。

ご丁寧にミッションを与える際には、「あなたは今の業務を行う能力がない」から、新しいミッションでゼロからがんばれ、というアドバイスもあわせて指示をするという、到底考えられない指導。

 

ちょっと前に、鬼の指導か仏の指導かというような話があったけど、楽しく前向きに働けるのであれば仏でも鬼でもどちらでも良いのです。

減点主義でなければ。

 

彼の状態を変えるため(人は変わらないから意味がないとも言われたが)に行ったことが

 

 

きつく指摘される環境からとにかく出ること

 

当時はまだ減点主義などは明確に理解してなくて、ただ彼のうつ病の原因が組織に(かつ彼の資質も)あることがわかっててその原因である、他者からの減点、罰則をまずゼロにすることから始めた。

 

そこから、今でいうマイクロゴール、小さな成功体験を細かく積み重ね、かつそれにたいして可能であれば感謝をもらえるように工夫をした。

どうやって。

コーチングのチャンクダウンでいうような質問で内から行動を湧き起こすことも不可能な状態。

 

続きます。

会社に勤める一人のうつ病男性2 加点主義とは

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